乳酸菌月記

アイデアの備忘録と共有を目指します

アイデアの作り方 その1

 上司からいきなり、「何かいいアイデアない?」なんて聞かれたとき。
 あ、やっべ、ってなりますよね!

 友達と話してるとき、なんか面白いことない?なんて聞かれた時にパッと
答えられたらかっこいいですよね。

 急にできた三連休をどう過ごすか、なんてテーマも悩み甲斐のある話だと
思いませんか?

 今日のお昼に何を食べるのか、なんてことからノーベル賞をとるような発明まで、
どんなアイデアにも共通した作り方があったら嬉しくないですか?


 こうすればアイデアは湯水のように出てくるよ、というやり方を見つけるべく 
何回かこのテーマで考察をしていきたいと思います。
 とりあえずは、現状で僕が持っている「万能の手札」から紹介していきたいと
思います。


 僕の手元にある「万能の手札」はこれです!


 "素人のように考え、玄人のように実行する"


 この言葉は、元々は金出武雄さんという方の書いた本に載っていた言葉です。
 今では当たり前のように、コートの中で見ているかのようなスポーツ中継を見ることができます。
 コートに何十台ものカメラを付け、同時に撮影を行い、その結果をつなぎ合わせることで、これを可能にしている
のですが、元々は金出先生のお作りになった技術であるとのことです。
 コートの中から試合を見たい、というファンなら誰しもが思うことをきっかけにした偉業です。
 まさに「素人発想。玄人実行」ですね。

 カップ麺や冷凍食品も「いつでも安く美味しく好きな食事を」から生まれたものですし、青色ダイオード
「白色のLEDがほしいな」がきっかけです。
 移動時間を短くしたいがために、馬車は車になり、電車や新幹線が生まれました。
 「素人発想」こそがアイデアの肝ではないでしょうか?
 

 では、どのように素人発想を得ればよいのか?よしんば思いついたとしても、どうやって実現しようか?
と悩みは尽きないかと思います。
 こうすればよいのでは?という方法についてはまた今度書きたいなと思います。
 もう眠いもので、今日はここまで。


p.s.
 参考までに、僕の方法論は次の四冊を参考にしています。
 次の話まで待てないよ、という方はぜひこの4冊を読んでみてください!

1. アイデアの作り方(ジェームズ・W・ヤング、今井茂雄、阪急コミュニケーションズ)
2. 独創はひらめかない(金出武雄、日本経済新聞出版社
3. 思考の整理学(外山滋比古筑摩書房
4. 結果を出す人は「ブリコラージュ」で考える(高倉豊、かんき出版)